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猫が嫌いな人が猫を飼い始めました

いつも通り仕事を終え、家に帰り、くつろごうと思ったら・・・
カーテンの裏がごそごそ・・・
「ぎゃーーーーーーー」
おったまげましたよ・・・そりゃあ、もう。もうすぐ40のババアが悲鳴をあげましたよ・・・
見たことのない猫がいるんだもの。
農家に嫁いだ私。米をねずみが食べあさるという理由で、じいさんがもらってきたらしい三毛猫メス・・・
そんなこと一言も聞いてない私は、発狂しましたよ。家で飼う?同居人に相談もなし?マジかよ。
私、猫嫌いというより、怖いんですけど・・・
これ、生活できませんー。お暇させていただきます。ぐらいの勢いで、旦那に食ってっかかるも、結婚10年もすぎると、ババアの戯言ぐらいで相手にせやしまへん。
子供(小学生悪ガキ二人)はやたらテンション高く、大喜び。
あほか。
排泄物の世話、その他もろもろ・・・誰がすんねん。
わたしやろがーーーーーーーーーー
怖いよりも怒りのほうが勝ると思ったが・・・
こ・こ・こえーよ。目があっちまったYO
ここから、ババアと猫との恐怖の同居生活、スタートです。

最初の一週間ぐらいは、現実逃避。
じいさんの部屋に閉じ込めて、恐怖から解放ーー
と思いきや、じいさん、部屋開けてやがるし、トイレもそのまんま。
くっせー、うんこ、しっこ。
私、泣く泣くそうじ。えさも泣く泣く管理。

階段上がると急に現れ、恐怖でびくっとなる生活。
ババア、毎日ビクビクしながらの生活・・・
子供は怖いくせに楽しんでやがるし、旦那はねこじゃらしみたいなん作って遊んでやがる。
あり得ない、あり得ない・・・
ほんまに、ありえへーーーーーーん。

ババアは精神が病んできて、お世話も放ったらかしに。
すると、猫のやつ、台所で・・・・・・

だしの素食いちぎり、床に散乱。
ごみあさり放題。
ババア発狂。
もう・・・いやや・・・出て行くわ・・・
こんなことを本気で言ってるのに、誰ひとりと気にとめてくれない。
猫嫌いが猫と暮らすことがどんだけ大変が・・・
毎日、宇宙人と暮らすくらいの勢いで怖いのに・・・
誰か私を・・・助けてクダサイ

こんな気持ちで過ごす毎日。お世話も毎日しないと、そうじが大変になり、
結局自分に被害が被ることを学習したババアは、
ストレスマックスでそうじをする。

ある晩、旦那が猫と楽しそうに遊んでいる。
ババアにはそんな無邪気な笑顔、ここ何年もしたことないくせに、てやんでぃ、ばっきゃろー
と思いながらも、楽しそうである。
「まてよ、頑張ったらねこちゃん大好きババアになれるかも・・・」
ババアは猫好き人間に変身する覚悟をちょっとだけ決めてみる。

猫の名前は(今頃かよ)まお。

愛人かよ・・・じいさん。

最初に思った感想。

でも、今更、子供が「アナ」やら「オラフ」やら「エルサ」やら呼んでも、猫、スルー。
うちの子供、ネーミングセンス皆無。全部あの映画に出てくる名前だし、あげくの果てに、
「キャット」
ねこやんけ。
てなわけで、多分、漢字で「真央」であろう、まおちゃんでいくことに。
猫好きをよそおって、なでなでしてみる。
ババア、鳥肌たってます・・・
ほんでもって、ゴロゴロいう・・・
なんで?WHY?
すぐ、ネットで検索してみる。

「ん???甘えてる???」
ほんまかよ。旦那に聞いてみる。
「きもちいいからやで」
ほんまかよ・・・。
鳥肌立てながら、なでなでする・・・
こんなんで、本当に猫大好きになれるのか・・・
ババアの道のりは続く・・・
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